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2020.03.13 Friday

夜明けの独り言

 

早朝、ガンタがオシッコをしたいよと起こしに来たのが5時だった。彼を屋上に出してあげてから、寝室に戻ると、携帯が気になって見ると、日経ニュースが届いていた。ニューヨークダウが史上最大の下げだ。このところの下げ幅はブラックマンデーなみ。

昨日はヨーロッパでも軒並み10%の下げだ。今日の日経も大きく下げることだろう。原因は言わずとしれたコロナのパンデミック。

だが僕は、(素人なのであくまでも推測だが)今年年頭までの異常なスピードでの米国株の上昇がおかしいと思っていた。日本も連動するように上げていた。ある意味で、今回の暴落はコロナをきっかけにしてバブルが壊れたように感じる。

日経平均は米国の暴落を受けて18000円を大きく下回り、16500円くらいまで下げそうだが、見ようによっては、実際の日本の経済状況のリアルな価値は、このくらいなのではないかと思う。

この先、コロナはもちろん収束するだろう。それも突然に。またはなんらかの方法で共存することになる。風邪のように。

そして、また株価は元の水準まで一気に戻るのだろうか。

いや、僕はそうは思わない。一度崩れたグローバリズムと経済損失はそう簡単には戻らない。

それは、単に経済学の問題ではないと思うからだ。

そのわけは、これはこれからの新しい世界が始まる、いやいや始めさせられる大きな力なのではないかと感じているからだ。

物質と経済だけの行き過ぎた世界が過ぎ去り、もっと人間愛と自然との共存に向かう大きな出発点に人間は立たされたような気がしている。誤解しないでほしい。経済成長を否定しているわけではない。経済は成長して、物質の質は向上しなくてはならない。だが、人のあり方や価値をもっと平等にし、共存という理念のもとにあるべきだと思っている。思いやりや気遣い、優しさを持つこと、そんな小さなことが大きな力を産む。それを伴わない経済世界は本当に破滅の道を選ぶと思う。

1995年ある人に渋谷のスクランブル交差点で会った。いや、おそらくは人ではなかった気がするが、その人から伝えられたことを未だにはっきりと覚えている。

「この先いつかとは言えないが、この経済世界は大きな災害に何度か見舞われて、多くの犠牲と代償を求められるだろう。だが、決して世界は崩壊するのではない。むしろ逆で、より素晴らしい世界に変わっていく。その時に必要なのが、支配されない芸術だよ。あんた、それやりなさい。」

昨年からご縁あって、日本の神々に心を向ける機会も多くなり、より自然の中の人を意識するようになった。だからかもしれないが、最近特にそんな声が心に聞こえてくるのである。「支配されない芸術」の意味を今こそ考える時なのだろう。

 

明け方の独り言でした。

 

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